代表者挨拶

温故知新

高度経済成長期でエレクトロニクス産業が全盛であった1966(昭和41)年6月に、主にテレビ受信障害対策共同受信設備の設計、施工を事業の核として、弊社は横浜の地に誕生いたしました。
当時の社員数は7名。営業も工事も経理も関係なく、その誰もが寝る間も惜しんで手分けして社業発展に尽力したと創業者から聞いております。まさに「家族的経営」が私たちの原点です。
その後、時代のニーズを捉え、音響、映像設備を中心とする各種弱電設備に係わるノウハウを身につけ、さらにはお客様やメーカ様、また金融機関様をはじめとするステークホルダーとのご縁に恵まれ、徐々に企業としての存在価値を高めてまいりました。

創業から50年以上にわたり大事にし、これからも守り続けること、それは「本業を重視し、決して浮気しないこと」です。弊社は創業以来、建設業界で主に電設会社様からご愛顧いただいております。そのお客様との信頼関係をより強固なものにするためにも、単なる請負業務に留まらず、弱電業者としてのプライドとプロ意識をもってエンドユーザー様の立場に立った提案活動を強化することを取り組んでおります。

1998(平成10)年10月にはグループ会社として、株式会社通信設備エンジニアリングが仲間入りしました。目まぐるしく変化する時代背景の中で、エンドユーザー様が求める「最適」を知る手段として、施工、納入後のシステムの保守、メンテナンスを主業務とし、通信設備株式会社との連携を図っております。加えて、その「最適」の多様化に対応すべく、弊社では専門部署を設置し、エンドユーザー様の中でも実際に設備を運用されるお客様に優しい仕様のシステム構築を意識しております。

時代は変われど、社会を動かすのは「人」です。新しい時代の流れをしっかり受け止めつつも、常に信頼と誠実を念頭に「人と人とのつながり」を大事にし、地域社会に貢献する企業を目指してまいります。今後ともより一層のご指導ご支援を賜りますようお願い申し上げます。