前職がビルメンテナンス業(主に設備管理)だったこともあり、ビル保全を行っていくうえで消防設備点検という業種を知りました。また、消防設備点検の業者の方と交流することで業務の詳細や重要さを知り、自分もその業種に携わってみたいという気持ちが生まれました。業種は変わりますが、ビルメンテナンス業の経験を活かせる仕事だと感じたからです。

技術部門で、非常放送設備、ITV設備、呼出設備、TV共聴設備、電気時計設備、音響設備などの弱電設備の点検や修理、施工を担当しています。

点検の際に機器の不具合を発見し、修理対応できた結果、非常時に起こり得る危機的状況を未然に防ぐことが出来たことに満足感を感じます。しかし、目に見えない電気が相手ですのでどこが問題なのかが判らずに苦労することもありますが、原因を突き止め無事に復旧出来たときに達成感を得ることができます。
現場施工においては、建物内に配線がない状況から図面を確認し、工程を組み、何も存在しなかった空間で電気設備機器や防災機器が動作したときに達成感を感じます。また、そこに辿りつくまでには客先や設計者、その他非常に多くの関係者と検討を重ねますが、電気工事の施工管理者として、非常に大きな責任とやりがいを感じます。特に、建設中の建物に初めて放送が鳴動した瞬間は今でも感慨深いものがあります。

異なる業種からのスタートで右も左もわからない状況でしたが、率先して現場作業を行い学ぶことで知識と経験を得ることができたと思います。お客様からの問い合わせに対してきちんと答えが出せたとき成長を感じます。

１） 明元素…ポジティブになるための言葉です。
日々明るく楽しく元気よく素直な態度であれば、困っている時に人は助けてくれます。
２） 時間は誰にでも平等でありその可能性は無限大である…時間は唯一平等です。
遊んで過ごすも学んで過ごすも平等です。そして学ぶ者には無限の可能性があります。
３） 全てのことには意味がある…私に課せられた役割、責任全てのことには意味があります。
生きていれば逃げ出したくなるようなことが起きますが、全てのことには意味があると信じ、それを糧にして成長します。

基本的に教本などで学び実行する業務ではありません。事前準備や打合せ、そして経験がものを言う業種だと思います。入社した頃は作業の中で飛び交う専門用語が全く理解することができませんでしたが、先輩方の指導やアドバイスで日々成長することができました。もちろん自ら学ぶ姿勢も大切です。
私も未経験で入社しましたので異業種に対する不安がありましたが、社内OJTや技術講習なども多数あり学べる環境が備わっています。個人としても大きく成長できる企業だと思います。
社内の雰囲気ですが、とてもアットホームな雰囲気だと感じています。昨今のコロナ禍の事態による自粛で社内イベントは中止していますが、例年ですと頻繁に社員が交流できるイベントが開催されています。家族的な組織であることが強みだと思います。全社員役職問わず交流が多く、風通しがよいと感じます。
有事の際に人命に関わる設備の施工・点検はとてもやりがいのある仕事です。その分、プレッシャーもありますがとにかく仕事を楽しむことが大切だと考えています。 ぜひ私たちと一緒に楽しみ、協力し、そして大きく成長しましょう。